超亭主関白な九州男児の父親と着付け教室を営む穏やかな母親のもとで育った仁美さん。子どもの頃から、お茶やお華に着付けを習わされていた上に、中学受験で女子校に進学し「大学（女子大）を出るまで門限は夜の9時でしたね（笑）」と、恋愛経験がほとんどないまま社会人になるのです。
そんな箱入り娘として育った仁美さんですが、就職した会社の仕事が自分には合わないと感じたらしく、美容の専門学校に通って24歳で美容師の資格を取るのです。そして25歳の時に「実は中学生の時に街でスカウトをされて、父には内緒でモデルの仕事をしていたんです。それでモデルで得た収入を貯金していて、それを元手に自分でサロンを開業しました」とのこと。
一方で、社会人になってからは人並みに恋もし、結婚を意識するような相手と交際したこともあったらしいのですが、「父が、長男はダメとか、仕事が気に入らないとか…、何かにつけて反対するので無理でしたね（笑）」と永遠の箱入り娘状態を続ける羽目に。
そんな彼女に転機が訪れるのが30歳の時。すでにお父さんは他界されていて、結婚には何の障害もなかったのに、たまたま付き合っていた男性が…なんと既婚者。しかもその彼との間に子どもを授かるというアンビリーバブルな展開に。母親に事の顛末を報告しても産むことは許されないと思っていたら、「相手が誰であれ、生まれてくる子供に罪はないし、年齢的にもラストチャンスよ」と背中を押されて、未婚のシングルマザーとして生きていく決心をしたんだそうです。
幸いバブル期ということもあり、サロンの経営も順調で、お子さんを女手一つで大学まで進学させて子育てを終えるのです。それからは、のんびりと仕事をしながら人生を送る予定にしていたのにコロナの影響で人生設計が狂い始めるのです。そんな際に知り合いから紹介されたのが、メンズエステの仕事。仕事柄マッサージは得意だったこともあり副業として男性のマッサージを始めたんだそうです。
しかしメンズエステは風俗ではないのに、ヌキを求める男性が多いようで「断るのが大変なんですよね（笑）」と対処に困っていたところ、たまたま五十路エステの求人広告を見て「私の年齢でも大丈夫なんだろうか？」と思いつつ、マッサージもヌキも希望する男性の要望に応えようとエッチなマッサージを始める決心をしたんだそうです!!!
実は彼女、お子さんを産んでから現在に至るまで「食事をするような相手はいても、カラダの関係までは…」と、30年近く男性のカラダをマッサージすることはあっても肌の触れ合いはなかったと言うからビックリ!!! メンエス仕込みのマッサージはともかく、大きく硬くなった男性に触れるのは久しぶりらしいので、性感の時にどんな表情でどんなリアクションをするのかはあってからのお楽しみでございます!!!
