地方都市の旧家に生まれ育った陽子さん。ご両親とお兄さんと彼女の4人家族だったらしいのですが、「一番偉いのは父で、次は兄。母親や私は、家族というより家来みたいな感じでした（笑）」と絵にかいたような家長制度の元、高校を卒業するまで躾はもちろん異性との交際も禁止されるほど厳しい環境で過ごしてきたのです。
親元を離れ、難関の国立大学へ進学した彼女。普通なら、親の目を盗んでハメを外したり、恋愛を楽しんだりしそうなものですが「親に学費を払ってもらって進学したので、卒業するまでは男性と付き合うことは考えませんでした（笑）」と、バージンのまま大学生活を全うしたんだそうです。
メガバンクの総合職として働き始めた社会人1年目の時、知人紹介で知り合ったエリート自衛官と人生初の男女交際。紳士的で男らしい彼に惹かれ、ファーストキスを捧げた勢いで初体験。初めての恋に身も心も完全に彼にハマってしまった陽子さん。しかし彼は職務が忙しいだけはなく、スケジュールに沿った生活を送っているため、普通のカップルのように簡単に会える環境ではありません。結局、初めての恋は二人の生活環境の違いが原因で破局を迎えるのです。
その後、幾度かの恋愛も経験したらしいのですが、元カレへの思いを断ち切れないまま。それでも25歳の時に知り合った男性と1年の交際期間を経て結婚することに。子宝にも恵まれ、幸せな結婚生活を送るはずが、嫁いだ先は自分が育った家庭のような「嫁の立場は一番下」という環境。彼女自身は、（親を反面教師にして）夫婦は同等と思って結婚したのに、それを許さない姑との関係が良好になるはずもなく、結婚生活は5年で破局を迎えたのです。
31歳でシングルマザーになった彼女は「母子家庭という理由で、子どもに金銭面で不便な思いや不憫な想いをさせたくなくて…」と、冒頭で紹介した通り働きながら子育てをし、時には仕事が休みの週末に「身体をもみほぐすマッサージ店でアルバイトをしてました」と常にお子さんファーストの生活を送ってこられたのです。
お子さんが社会人になったら、「女として幸せになりたりですね」という陽子さん。参考までに好みのタイプを確認すると「清潔感があって一緒にいて楽しい人」で「短髪でガッチリした体型」なんだとか。それと、「会話にしてもプレイにしても、ちゃんと反応（リアクション）してくれる人」がお好みのようです。
趣味は料理とドライブで、ナント車は「これまでマニュアルの車しか運転したことがない」ということなので、車好きの男性ならかなり話が盛り上がるはず。もちろんマッサージの後は殿方の堅くなったシフトレバーを華麗に操作してもらってください!!!
